
「泣いた」と言われるのは喜劇役者にとってどうなんだろう。でも今日はいいと思えた。
終活の劇と講演会。

劇では何にでもなれるわたしも自身のことを語るのはなかなか難しい。
中でも自分が辛かったこと。苦しかったことを話すのは、笑いを届ける立場としてどうなんだろう。
そう思い、劇を先にした。婆さんで演じた終活劇場は笑って泣ける劇にした。
15分の休憩を挟み、素顔に戻って再登場すると拍手と大爆笑。
温かい空気の中、話すことができた。
新人の頃、大きく見えた小ホールは狭く小さく見えた。それは数々の現場をまた越えた証しだった。

南平の手を離れ3年。
笑劇波はなんとか走っています。
笑いと感動、そして明日に小さな勇気と元気を。わたしたちは進んでいく。笑いの波の中を、今日も目一杯体を広げて
さあ、今日もがんばるよ
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